会計記帳はなぜ必要か?

個人事業主であっても法人であっても事業を営んでいる場合は、日々の取引を帳簿などに記帳していますよね。本業が忙しく時間がない場合など非常に面倒な作業となります。なぜ、会計記帳は必要なんでしょうか?

会計記帳とは?

会計記帳とは、事業の日々の取引を帳簿に記録することをいいます。かつては手書きで行われていましたが、現在は会計ソフトなどへの入力により行っている方が多いと思います。銀行明細の照合、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表の作成なども含まれます。

会計記帳はなぜ必要か?

①法律上の義務となっているため
法人は、法人税法により取引を記録することが義務付けられています。個人事業主も平成26年に帳簿の作成が義務付けられました。会社法においても「株式会社は、法務省令で定めるところにより、適時に、正確に会計帳簿を記録しなければならない。」(第432条第1項)と規定されています。

②税務申告を行うため
法人には確定申告の義務があります。個人事業主も基本的には確定申告を行わなければなりません。確定申告をするためには、1年間の売上や経費を正確に記録(記帳)する必要があります。その結果として貸借対照表、損益計算書を作成し、それに基づいて確定申告書が作成されます。

③事業の経営状況を把握し将来の意思決定に役立つ
正確な会計記帳を行うことにより、1ヶ月・半年間・1年間などその時点の経営状況を把握することができます。会計記録を効果的に分析し、将来の設備投資や融資などの事業のためのより良い意思決定が可能となり、収益の向上に貢献することができます。

会計記帳は、事業主が財務状況を正確に把握し、予算や予測をたて、情報に基づいた意思決定を行うためにあらゆる事業において必要不可欠な要素です。会計記帳は、財務を管理し、事業を効果的に管理するのに役立つものといえます。

・事業が忙しくて会計記帳をしている余裕がない
・経理担当者を雇用する資金的な余裕がない。

上記のような事業主様は、ぜひ、当事務所にご相談ください。
記帳代行サービスを行っております。ぜひ、お問い合わせください。

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